オーケストラのあり方に関する調査研究

2011年度~2013年度調査研究事業

オーケストラのあり方に関する調査研究
―もっと社会とつながるために

日本におけるオーケストラを取り巻く環境は大きく変化し、これからのオーケストラに求められる役割、事業や活動の内容、運営や経営のあり方などを改めて再考すべき時期にさしかかっています。そこで、オーケストラに関する各種情報や環境変化に関する基礎的な調査、国内外の事例調査、各分野の専門家で構成された調査研究委員会での検討などを実施し、日本のオーケストラの今後の方向性や運営のあり方を考察することを目的に、平成23年度(2011年度)より調査研究を実施しました。
この報告書では、日本各地のオーケストラ運営の参考としていただけるよう、各種調査の結果を詳細に整理。それらの考察結果に基づいて「日本のオーケストラへの期待と可能性」を総合的なまとめとして掲載するとともに、調査研究委員会の委員の方々に、今後の日本のオーケストラの展望と期待を執筆いただいています。

調査研究報告書目次

調査研究の目的と内容

 
第1部

日本のオーケストラへの期待と可能性

1. 調査研究のまとめ ――オーケストラがもっと社会とつながるために――

2. 調査研究委員からのメッセージ

 
第2部

調査結果

Ⅰ 国内オーケストラに関する調査

[A. アンケート調査]
1. アンケート調査の実施要領
2. 調査結果の要旨
3. 調査結果

[B. ヒアリング調査]
1. 札幌交響楽団
2. 広島交響楽団

 

Ⅱ 海外オーケストラに関する調査 ――教育/地域プログラムを中心に――

[A. 英国]
1. ロンドン交響楽団
2. BBC 交響楽団
3. バーミンガム市交響楽団
4. アーツカウンシル・イングランド

 

[B. 米国]
1. ロサンゼルス・フィルハーモニック
2. パシフィック交響楽団
3. ロサンゼルス市文化事業局

 

[視察・インタビュー記録]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 

Ⅲ オーケストラを取り巻く環境変化に関する基礎調査

1. 基礎調査データの収集項目と参考資料
2. 基礎調査データの要旨
3. 調査結果